金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「magic umbrella」


 写真の傘は、 No.3189 の写真のザックカバーに収納されていた傘です。
 いきなり傘の写真が出てきて”なぜ”と思われるかも知れませんが、この傘をザックカバーに収納して持参すると、前日の予報で降水確率が80%くらいあっても当日はほとんど雨が降らないか、予想と比べ驚くほど雨が降らないことが、2回連続でありました。まさに「魔法の傘」です。
 
 前日の天気予報は気象庁をはじめ他の予報も「雨ときどき曇り」、降水確率は80%〜90%で、朝から夕方まで殆ど雨が降り続く状態でした。
 ところが実際の雨に降られた区間は、金剛山社務所前(のほんの少し手前)〜ちはや園地間と、紀見峠駅到着前の少しの間だけでした。もちろん、木の葉からしたたる雨水はこれ以外のところでも降ってきましたが、予報からは考えられないほどの少雨でした。2週間前の醍醐山・高塚山・行者ヶ森例会に続いてのことだったたけに、"magic umbrella"と呼んでも良いのかなと思います。特に例会担当者としては大変ありがたかったです。
 

toki 2024/06/28(Fri) 23:08 No.3220
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「登山口出発後、登り始め」

 前日は雨が降っていなかったのに、ボッカ訓練当日の天気予報は前述のとおり雨。
 前日と入れ替わってくれたら良かったのにと、天気予報をうらめしく思いましたが、雨天でも確実に実施する日帰り例会は、一部例外はあるものの、ほぼボッカ訓練くらいしかない現状をかんがえると、ボッカ訓練には単に重いザックを持つ以外の役割もあると、存在価値を自分に言い聞かせ気を取り直しました。

 当日、電車やバスで登山口まで移動中、雨が降っていない。いつから降るのでしょうかといったことが、参加された方との会話でした。
 A立さんは登山口で、「雨雲レーダーから見ると、15時頃から雨が降るが、それまでは降らないか、降っても僅か。この前の醍醐山例会の時も予想は当たったでしょう。」と力強い予想を言われました。それでもにわかには信じられず、今降っていないだけでもましと思って登山口を出発しました。

toki 2024/06/28(Fri) 23:09 No.3221
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「九合目付近」

 登山口〜金剛山社務所間では、五合目の平らな場所を含め3回程度休憩しました。
 曇天ということもあり、気温は低く、時々快い風が吹いていたので、「涼しくて歩きやすいね。暑かったら大変だったでしょうね。」といった会話が交わされていました。
 もっとも、ボッカ訓練の目的から考えると、暑い経験も必要かもしれませんが。

 
 「階段がきっちりと整備されている。それも以前に来た時よりも整備が進んでいるみたい。」と参加された方が言っておられたとおり、千早本道は、段差の少ない階段が丁寧に施され、歩きやすかったです。また、最近整備されたのか、またはメンテナンスがいきとどいているのか、各階段の端にある木の手前の土がえぐれていて歩きにくいといったことはありませんでした。

toki 2024/06/28(Fri) 23:10 No.3222
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「葛木神社」

 No.3220でも述べたとおり、金剛山社務所前のほんの少し手前で雨が降り始めました。
 私たちは、社務所の手前の屋根のある所で小休止し、ザックカバーをかけたり傘を出したりカッパを着たりしました。
 その後、本日最高所の葛木神社に立ち寄り集合写真を撮影しました。
 細かい雨が降っていて、写真でご欄のとおり視界は少し悪かったです。

toki 2024/06/28(Fri) 23:12 No.3223
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「ちはや園地到着」

 その後緩やかな下りを経て、ちはや園地に到着しました。
 改めて写真でみても視界不良ですね。

toki 2024/06/28(Fri) 23:15 No.3224
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「ちはや園地(昼食)」

 ちはや園地到着は11:00過ぎで、昼食には少し早かったのですが、雨を避ける施設は他になく、ここで昼食としました。
 登山者が少ないことが影響したのか、食事の最初から最後までちはや園地の東屋を私たちで独占できました。
 
 食事が終りかけたころ、T岡さんからレモンに蜂蜜を入れて凍らせた手作りデザートを振舞っていただきました。運動して暑くなった体に冷たさ、疲労に甘さがよく合いました。
 この後のことですが、紀見峠駅でI谷さんから差入れをいただきました。ありがとうございました。

toki 2024/06/28(Fri) 23:16 No.3225
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「久留野峠」

 ちはや園地を出発後、久留野峠までやってくると、標高差約60mの中葛城への登りが始まります。
 やはり皆さん、この峠の手前で逡巡されるようで、一旦止まって上を眺めて・・・・・気持ちを整えて登り始める、ということになりがちです。

 今年の夏山でトムラウシを目指されるT田さんとM岡さん、白根三山を目指されるY口さんは、特に重い荷物を持たれていたので、お疲れさまでした。

toki 2024/06/28(Fri) 23:17 No.3226
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「中葛城山」

 ちはや園地を出発する頃には雨は上がっており、木の葉からの雫も中葛城山あたりまで来たら止まっていました。
 中葛城山は、ずっと以前によく集合写真を撮っていました。
 その後しばらく中断していたのですが、2020年から再び撮影するようになりました。
 昨年までは、画面右手の今は笹の中となっている場所に三脚を構えて「中葛城山」の標識に垂直に面するように撮影していましたが、今年は笹を分けて行く気もしないほど密集していて、斜めから撮影しました。皆さんに撮影方向を説明すると、道を塞ぐことを一瞬気にされた方から、「人が通らないので構わないよね。」と声が挙がりました。確かにすれ違う人は殆どいなかったです。
 

toki 2024/06/28(Fri) 23:19 No.3227
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「もうすぐ千早峠」

 中葛城山を出発すると、多少のアップダウンがあるものの、基本下りの平坦な区間が多い道が続きます。
 千早峠まで来るとたくさん歩いたような気になりますが、距離では半分に来ていません。もっとも今までの区間に登りがほとんど含まれていますので、所要時間は千早峠で半分以上経過しています。

toki 2024/06/28(Fri) 23:21 No.3228
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「行者杉」

 千早峠で休憩した後、神福山の頂上をかすめ、行者杉に到着しました。
 ここで恒例のティータイムをしました。昨日の予報では、雨が降っていてティータイムはできないと思っていただけに良かったです。
 
 集合写真を見て気付かれた方もいらっしゃると思いますが、今までよりもモヤが少ないです。
 実際、休憩中に行者杉から麓の景色が鮮明に見えたため、皆さんから驚きの声が挙がっていました。

toki 2024/06/28(Fri) 23:29 No.3229
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「ササユリ(行者杉〜杉尾峠)」

 少し遡りますが、中葛城山で三脚をセットしているときに、反対方向から来た人から、「ササユリを見てきました。この先いっぱい咲いていますよ。」と話しかけられました。
 中葛城山から進んだ所に、ササユリが自生しているところが、何ヵ所かあります。
 今年も撮影したのですが、終盤の”行者杉〜杉尾峠”間で撮影した写真の方が光の当たり方か良かったのか発色が良かったので、こちらの写真を掲出します。

toki 2024/06/28(Fri) 23:30 No.3230
Re: 金剛山南尾根ボッカ訓練・・・「西ノ行者〜山ノ神 & お礼」

 その後、西ノ行者を経由して山ノ神までやってくると、紀見峠を経由するルートと紀見峠を経由せず少しだけですがショートカットをする分岐点があります。
 金剛山南尾根ボッカ訓練では紀見峠経由のコースが本来のルートなので、今年は「少し遠まわりですが」と断りを入れ、紀見峠経由のコースをとりました。
 遠くから参加されたY口さんは、「金剛山南尾根ボッカ訓練に何回か参加したことがあるけど、紀見峠経由は初めて。」と言われており、遠まわりして良かったと思いました。
 
 紀見峠駅の少し手前から雨が降り始めました。
 時刻は17:00過ぎだったため、朝のA立さんの予報より更に遅れたことになります。
 紀見峠駅で、A立さんに、「ほぼA立さんの言われた通りで、天気予報と違って殆ど雨が降らず良かったです。」と伝えると、次のように返されました。
 「そうでしょう! 雨が殆ど降らなかったのは、参加者の日頃の行いが良いからですよ。」
 「・・・?」
 確か、醍醐山・高塚山・行者ヶ森例会では、雨が降らなかったのは担当者の日頃の行いが良かったからと言われていたはず。
 微かな疑問は残りましたが、継続して降られると思っていただけに、雨が殆ど降らなくて良かったです。

 当日参加された方には、雨天予報にも関わらず参加していただきましてありがとうございました。
 今回のボッカ訓練が、夏山やそれに続く秋山に行かれる際の体力作りに役立つことを願っています。
 皆さんが良い山行をされますように!

toki 2024/06/28(Fri) 23:31 No.3231
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